
じゃあんたが作ってみろよ、2025年の話題のドラマでしたね。
勝男が作った料理のレシピが配信限定で公開されているのはご存じでしょうか?
今回は「じゃああんたが作ってみろよ」の筑前煮レシピをまとめました。
鮎美に振られて、参戦した合コンで、「家庭料理の基本は和食だから、筑前煮とか作れるようになった方が良い!」と豪語していた勝男。
実際に何度も作ってみて、かなり失敗していました。

ドラマ内では詳しい材料やレシピはわからないままだったので、レシピ公開嬉しいですね。
ちょうどお正月ですし、思い切って勝男のように料理したことがないという人も作ってみてはいかがでしょうか?
じゃああんたが作ってみろよで紹介された筑前煮の材料
じゃああんたが作ってみろよの後悔レシピ通りの材料は下記です。
筑前煮の材料
- 鶏もも肉・・・150g
- ニンジン・・・・1/2
- こんにゃく・・・80g
- れんこん・・・1/2
- ごぼう・・・・1/2本
- 里芋・・・・・3個
- 生シイタケ・・4枚
- 絹さや・・・4枚
- 水・・・・・250cc
- サラダ油・・大さじ1
- 酒・・・・・大さじ1
- みりん・・・大さじ2
- 砂糖・・・・大さじ2/1
- 醤油・・・・大さじ2
- 昆布(乾燥)
- 鰹節

具材の種類が多いので、まずは材料を集めるのも大変かもしれません。
顆粒だしを使うのかどうか、出汁でいくのか迷いどころでもあります。
筑前煮の豆知識
筑前煮は福岡県の郷土料理だそうです。
昔は鶏肉ではなくすっぽんを使っていたとのことですが、現在では身近な鶏もも肉を使用するのが一般的です。

え?すっぽんに混むから福岡では「がめ煮」っていうのか?と思ったのですが、
そうではなく、博多弁で「寄せ集める」を意味する「がめくりこむ」からきているという説があるそうです。
一説には「どぶガメ(すっぽん)」を煮たからという説もあるそうですが…。
筑前煮の下ごしらえ
工程①
ごぼうをたわしで洗い、こするように表面の皮をむく。
水にさらして水気を切る

水にさらしてあくを抜くって初心者にはあまりない発想かもしれません。
結構手間がかかりますね。
勝男は皮むきと言えば「ピーラーだ」とピーラーでむいていましたが、皮を厚くむきすぎるとごぼうの風味が失われます。
たわしがない時には、アルミホイルをくしゃくしゃにしたものでこすれば、むけますよ。
工程②
にんじん、蓮根、里芋、しいたけその他の野菜の皮もむいて、切る。
ごぼう、れんこん、里芋は水にさらして水気を切る。
ニンジンの鮮やかなオレンジ色が加わることで、色味が豊かになるので、ニンジンは入れましょう。
勝男が苦戦している飾り切りは、特に見た目が華やかになるので、おめでたいことが続くなどの願いを込める意味合いがあるようです。

飾り切りかなり難しそうですよね…。
初心者はここまでしなくてよいかも(笑)
工程③
こんにゃくの臭みをとる為に一度湯がく

勝男も「めんどい」と大きな声で行ってしまうほど、手間暇がかかりますよね。
どうせ湯がくんだから一緒じゃない?と思ってしまいますが、丁寧な下ごしらえが味の決め手になります。
手でちぎることで、断面が不ぞろいになり、味が染み込みやすくなるので、やってみては?
工程④
鶏肉と野菜をいため、調味料と出汁を加えひと煮立ちさせる

勝男はここで出汁?ってなってましたね。
「先に行ってよ~」とキッチンに座り込む勝男が思い出されます。
買いにいったスーパーで「顆粒出汁?ありえない」と勝男は出汁を一から作ることを選びます。
出汁の引き方
- 水に昆布を30分つける
- 弱火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出す
- 火を止めて鰹節をいれ、沈むまで待つ
- 静かにこす

顆粒だしでいいやん!って思いますが、そこはこだわりを持っている勝男にとって出汁をとる作業は必須です。
工程⑤
酒、みりん、砂糖と出汁を加えて煮る
落し蓋をして、弱めの中火で10分煮る

落し蓋はない!と勝男はなってましたね。(笑)
落し蓋は荷崩れの防止と均一に味を染み込ませるのに効果的です。
醤油は後で入れるので、全部一緒に入れてしまわないように注意が必要。
落し蓋がない場合は、アルミホイルや、クッキングシート、耐熱皿での代用が可能です。
工程⑥
絹さやは別ゆでして、斜め2等分に切る
絹さやは鮮やかな緑色を保つために別で湯でる必要があります。
工程⑦
しょうゆを加えて混ぜ、再び落し蓋をして5~6分煮込む
醤油は色と香りを生かすために、後から加えます。
工程⑧
落し蓋を取って、強火で煮汁を飛ばします。
つやが出て、味が決まります。

勝男は間違えていましたが、最後に絹さやを飾り付ければ完成です。
じゃああんたが作ってみろよ おでんの作り方

おでんも勝男が椿にふるまったことで、今まで自分がしてきた態度で鮎美をどれだけ傷つけてきたのか、より深く理解したキーポイントの料理です。
手間暇をかけたのに「え~なんだ、おでんか…」とがっかりする椿も、勝男と出会うことで様々なことに気づかされたのかもしれませんね。
「じゃあつく」おでんの材料
おでんの材料
- 大根・・・・・1/4
- 米のとぎ汁・・適量
- 昆布・・・・1枚(10㎝角)
- 水・・・・・・1.5ℓ
- 鰹節・・・・ひとつかみ(約30g)
- こんにゃく・・1枚
- ちくわ・・・・2本
- むすび昆布・・3~4本
- ゆで卵・・・・3個
- ウインナー・・1袋(4~5本)
- はんぺん・・・1枚
- お好みの練り物・・ しょうが天、さつま揚げなど
- 醤油・・・・大さじ3
- みりん・・・大さじ3
- 砂糖大・・・さじ1
- 塩・・・・・小さじ1/2
「じゃあつく」おでんの工程
工程①
大根を約3センチの厚さに輪切りにし、面取りと隠し包丁を入れる
おでんに最適な大根の部位は真ん中。
最も甘みがあり、辛みが少ない部位を使います。
面取りは煮崩れを防ぎ、見た目を美しく仕上げてくれます。
隠し包丁は3mmほどの深さで入れます。
隠し包丁を入れた面は火が入りやすいため、その面を上にして煮ることで味が均一に入ります。
工程②
切った大根は米のとぎ汁で20分間下茹でする。
とぎ汁に含まれるでんぷんが大根のあくや臭みを吸着して、甘さを引き出してくれるそうです。

とぎ汁のかわりに生米を一緒に入れてゆでてもOK。
出汁つくり
昆布とかつお節で出汁をひく
弱火にかけて、沸騰する直前で取り出すのがポイントです。
昆布の粘りや臭みがでやすくなるので、沸騰させてはいけません。
工程③
こんにゃく、はんぺん、ちくわ、練り物
その他の具材の下ごしらえ
- こんにゃくとはんぺんは3角にカット
- ちくわは斜め半分にカット
- 練り物は熱湯をかけて油抜きを忘れずに行う。

練り物は油抜きをすることで、出汁が濁るのを防ぎ、味の染み込みをよくします。
工程④
土鍋に出汁、醤油、砂糖、塩、みりん、下茹でした大根とこんにゃくを入れ、まずは中火で30分煮込む

かつおはしっかり測って入れていました。
弱火でコトコト煮ていきましょう。
工程⑤
他の具材も入れ、ひと煮たちさせる。

このおでんをふるまったことで、勝男は今まで自分が行った行動で、鮎美を傷つけていた…としっかり気づいたので、お伝も印象的な食べ物ですよね。
まとめ じゃあつく勝男のレシピ作ってみよう!

写真はじゃあ、あんたが作ってみろよ公式サイトより引用
2025年の大ヒットドラマじゃああんたが作ってみろよの配信限定で紹介されていた筑前煮とおでんの作り方を紹介しました。
寒い冬にぴったりの料理なので、勝男のように料理初心者でもこだわりを持ってつくつことで、とってもおいしい勝利が出来上がります。
普段料理を作っていない人にこそ、作ってほしいですね。
これで野菜の下処理や、下茹でなど面倒な工程がいっぱいあること、味付けの難さや作る人の試行錯誤を感じることができるかもしれません。

勝男のように変化できる人でありたいな~と思いながら、とっても楽しめたドラマだったので、私もおでんや筑前煮を作ってみようかな。
みなさんもぜひ作ってみて下さい。