
2025年放送スタートのドラマ『ラムネモンキー』
反町隆史・津田健次郎・大森南朋という異色すぎるトリプル主演で、放送前から話題になっていました。
第1話を見終えて感じたのは、
「独特の世界観で魅せる、この先が気になる…」
そんな不思議な余韻。
放送されている回数までのあらすじと、実際に見た率直な感想を記事としてまとめます。
ラムネモンキー第1話のあらすじ(ネタバレ控えめ)
物語は、それぞれ違う人生を歩んできた3人の男が、キンポーが送ったメッセージをきっかけに少しずつ交差していくところから始まります。
反町隆史さんが演じるユンこと、吉井雄太は大手商社勤務。営業の花形として、部長を務めてきたが、収賄容疑をかけられることとなる。
大森南朋さん演じるチェンこと、藤巻肇は映画監督となるものの、最近ではヒット作に恵まれず、偏屈で面倒と周囲にも疎まれ、パワハラ扱い。
津田健次郎さん演じるキンポーこと、菊原紀介は一時は漫画家を夢に見るも、実家の理容店を継ぎ、理容師に。
認知症の母の介護をしながら、過ごすが、ふと「何のために理容師になったのか?」と虚しさを感じる日々を過ごす。
その中でキンポーは白骨遺体が発見されたというニュースに妙なざわめきを感じ、ユンとチェンにメッセージを送ることで、再会に導きます。
この3人が再会し、曖昧になってしまった青春の記憶や情熱を取り戻していくことができるのか?
彼らは表向きは社会的に成功しているように見えるものの、
内面ではそれぞれが「満たされない何か」を抱えている状態。
第1話では、
- 3人それぞれの日常
- ある事件をきっかけにした3人の再会
- 中学生時代部室と親しんだビデオ屋さんがあった場所にある喫茶店での出会い
- 過去の記憶と映画研究部の顧問であった臨時教師マチルダとの思い出
- 考え方や価値観の違い
- 白骨遺体が出たとされる場所での新たな発見
が主に描かれ、、「この先、何が起こるんだろう」と思わせる導入回でした。
タイトル「ラムネモンキー」が意味深すぎる
正直、第1話を見ても
「ラムネモンキーって結局なに?」
と感じた人は多いと思います。
でもそれが、このドラマの狙いなのかもしれません。
ラムネ=甘くて懐かしい
モンキー=本能、衝動、未熟さ
そんなイメージが重なって、
「大人になりきれない男たち」
「過去に縛られている自分」
そんなテーマを象徴しているようにも見えました。
こんごタイトルの回収もあるのでしょうね。
第1話を見た正直な感想
全体の感想としては「次もみたいな」と思いました。
冒頭のシーンで「え?こんなドラマなのか?」と少し戸惑った部分もあったのですが、
どうやら冒頭シーンは記憶の曖昧さや、印象的だったマチルダとの場面を3人の記憶の中では、あのように解釈しているという回想に近いシーンだったと感じています。
このドラマは現代パートと過去パートを行き来するような形で話が進みます。
昭和という時代の過去パートは、個性的な人物たちで埋め尽くされていて、コメディ要素もあり、みていて面白いです。
必ずしも、非現実的と言うわけでもなく、昭和という時代にはこういったことが実際にあったんだろうな~と思わせてくれるんですよね。
主役3人のイケおじも良かったです。
それぞれのキャラが個性的で、3人集まった時の仲間としてのなつかしさと共に、今は違う生き方を選んでいる3人がどのように交わっていくのか期待できます。
大人になってしまっているけれど、すべてが順風満帆ではない3人が切なく、リアルだなと感じます。
子どもの頃に読んだ、ずっこけ3人組のようなケンカもしながら、男の子の仲間感を感じられる3人だなと感じます。
そして、ベテラン俳優の会話劇はみていて、おもしろい。
会話の間、視線、ちょっとした沈黙が計算されていて、中学の時の友達として、しっくりくる感じがしています。
職場の人としゃべるときと、昔の友達としゃべる時って何か自分でも違いますよね。
自分でもそう感じる雰囲気が、3人が喫茶店でしゃべっている雰囲気で感じられました。
そういう意味では、特に30代〜40代以降の人ほど、刺さるドラマだと思います。
正直に言うと、キャラ的には3人の主人公は、第1話時点では全員ちょっと面倒くさい男です。
でもそれがリアル。
- 正論だけど優しくない
- 分かっているけど変われない
- プライドが邪魔をする
そんな人間臭さを、反町隆史・津田健次郎・大森南朋がそれぞれ全く違う温度感で演じています。
ただ、第1話はあくまで“助走”感がありました。3人の過去がどう明かされるのか、マチルダの記憶、現代ではそれぞれは変われるのか
今後に期待です。
ミステリー要素もありそうですが、人生の選択と現在の生き方への後悔をどう描くのかが最大の見どころになりそうです。
『ラムネモンキー』第1話は、わかりやすい恋愛系や速いテンポのアップダウンが激しいドラマ好きには少し物足りないかもしれません。
でも、第1話を見て「なんか気になる…」そう感じたなら、たぶんこのドラマはあなた向きです。
『ラムネモンキー』第1話は、
- コメディとも言い切れず
- ミステリーとも断定できず
- 群像劇でありながらジャンルレス
そんな正体不明の面白さを残してスタートしました。
3人の会話劇の安心感と、
過去パートの切なさ。
「なんだか分からないけど、気になる」
そう感じた人は、きっと第2話も見てしまうはずです。
第二話以降
ドラマが放送され次第、更新していきます。