
じゃああんたが作ってみろよ!で話題になった「おにハラ」という言葉。
おにぎりをあげることによって、その相手が嫌だと感じたらハラスメントであるということらしいです。
ドラマで勝男があげたおにぎりを柳沢が後に「おにハラ」と上に報告し、ハラスメント事案として会社でとらえられる事態に…。

あまりに勝男が不憫だったように思いますが、現実で会社の良く知らない先輩に食事を作ってこられるシチュエーションって結構戸惑いますよね。
私も手作りの食事をもらった経験があるからわかります。
今回のドラマ内の「おにハラ」についてのSNSの声や、今後の柳沢と勝男の関係性に着目してまとめました。
柳沢(濱尾のりたか)ってどんなキャラ?まずはプロフィールから
まず、ドラマ「じゃあ、あんたが作ってみろよ」で今じわじわ注目されているのが、
“おにハラ騒動”の発端となった 柳沢役の濱尾のりたか さん。
劇中では、主人公・勝男(竹内涼真)の“後輩ポジション”として登場。
事業戦略部に所属する柳沢とタッグを組んで新しいプロジェクトに取り掛かる勝男でしたが…。
突っ込みどころ満載のキャラですが、そのリアルな「職場にいそう感」がネットでも賛否含めてめちゃくちゃ話題になっています。
濱尾のりたかってどんな人?

研音公式サイトより
濱尾さんは、モデルとしても活動しながらドラマ・映画に多数出演してきた若手俳優。

185㎝の長身と彫刻の様な顔立ちで、サスペンダーで白い靴はかなりインパクトのある登場シーンでしたね。
はっきりとした顔立ちで清潔感がありつつ、クセのある役もできる幅広さが魅力です。
柳沢役の“今どきのドライでちょっと面倒な後輩感”を見事に演じていて、SNSでは
「イラッとするのに嫌いになれない」
「こういう後輩いたわ…(白目)」
と反響が爆発中です。

コミュニケーションは取れないけど、情報処理や事務的な能力は高いのかもしれません。
“おにハラ”(おにぎりハラスメント)とは?第9話での衝撃シーンがバズった!

ドラマの中で特に注目を集めたのが、
勝男が柳沢に対して「俺の作ったおにぎり、良かったら食べて」と自作のおにぎりを渡すシーン。
もらった柳沢の反応は驚きつつ、何も言葉にもできずに受け取るが、後日おにハラとしてハラスメント事案として会社に訴えられました。
それによって、勝男は一時休職状態に陥ることとなります。
これがネットで“おにハラ(おにぎりハラスメント)”と呼ばれ、一気に拡散。
X(旧Twitter)では放送直後から
「これが令和の新ハラスメント?」
「こんな後輩いたら心折れる」
「柳沢の言い方がリアルで刺さる」
と一時トレンド入り。
ハラスメントというより、
“価値観のズレによるすれ違い”
として受け取る声も多く、議論が盛り上がりました。
勝男との関係性は?なぜ“おにハラ”が起きたのか
勝男は、彼女・鮎美(夏帆)に筑前煮の作り方がわからず困っていることをきっかけに、
料理という行為を通して自分の価値観や言動を見つめ直す物語の中心人物。
その中で柳沢が“おにハラ”を持ち出した背景には、
ただの嫌がらせではなく、
「先輩と後輩の距離感の取り方の違い」
が大きく関わっているように見えます。
勝男=良かれと思ってやる
柳沢=普通に迷惑なんだけど…
このズレがそのまま現代的で、
視聴者からの共感を生んでいるポイントでもあります。

飲みに誘ってみたら?と上司にアドバイスを受けて素直に誘ってみた勝男でしたが、「それって強制ですか?」「強制じゃない」とのやり取りで「じゃあ行きたくないです」と断られています。
この後におにぎりをあげる行為があり、余計にハラスメント感が増してしまったんですね…。
それで勝男を求職にするほどの処分をするって、会社的に良くないのでは?という私の個人的意見は昭和の価値観なのでしょうか?
おにハラに対するSNSでの反応
あの後輩「人の握ったおにぎりは食べない」って断るタイプかと思いきや、ハラスメントとして上に報告して追い込んでくるタイプか
— 三毛猫のゆず (@mikeyuzu_necoco) December 2, 2025
おにハラって…
確かに勝男はグイグイ来るけど、嫌だと言えば無理強いはしない人間
仕事も飲みも勝男の提案全部自分で断ってた→#じゃああんたが作ってみろよ
「おにハラ」って何?
— はるはな (@haru_hana82) December 2, 2025
ドラマの中で出てきたことば。
主人公がコミュニケーションを取ろうと「おにぎり」を作って職場で後輩に渡した。そもそも主人公が世間でのこと知らなすぎなんだけど、それでパワハラって言われて出勤停止。ドラマだからなの?
職場での「善意」ってむずかしい。
気をつけよう。
基本的には勝男に同情する声が多かったです。
ただ、信頼関係のない先輩が急に手作りおにぎりを持ってきたら怖いという心理も理解できるという声も。
全てはその人との関係性。
ただ、勝男の仕事に対する一生懸命さとか、後輩の柳沢の不機嫌加減をみるとなかなかハラスメントとして処分されてしまうのはかわいそうでは…と思ってしまいますよね。
濱尾のりたかの演技力がすごい!「イラッとするのに嫌いになれない」理由
柳沢というキャラは、いわゆる“嫌われ役”になっても全然おかしくない立ち位置です。
それなのに、濱尾さんが演じることでどこか人間味が出てしまい
「やり方はムカつくけど、わかる…」
と感じてしまう視聴者が続出。
特に
・目線の動かし方
・少し間を置いてから言う一言
・感情が読めない淡々とした言い方
など、細かい演技がめちゃくちゃリアル。
ネットでは
「濱尾のりたか、演技うますぎ」
「こういう絶妙にイヤな後輩をやらせたら天下一品」
という声も。
柳沢というキャラがここまで話題になったのは、
濱尾さんの演技があってこそ、というのは間違いないですね。
柳沢のその後は?今後の展開を予想
原作漫画には柳沢に相当するキャラがほぼ登場しないため、
柳沢はドラマオリジナル要素 と言われています。
つまり、
「柳沢のエピソードはドラマ独自で広がる可能性がある」
ということ。
勝男が料理や生活を通して成長していく物語なので、
柳沢との関係性がどう変化していくのか、
「逆に柳沢の方が勝男から影響を受けるのでは?」
という予測も。
視聴者の反応が大きいキャラは脚本で出番が増えることも多いので、
柳沢の追加シーンも期待したいところです!
濱尾のりたかの出演作まとめ|実はすでに人気急上昇中!
ここで濱尾のりたかさんの主な出演作もまとめておきます。
- ドラマ
・「silent」
・「きのう何食べた?」
・「おっさんずラブ -in the sky-」
・「真夏のシンデレラ」 - 映画
・「先生、私の隣に座っていただけませんか?」
・「バイプレイヤーズ」 - モデルとしても活躍中
いわゆる“バイプレイヤー”として作品に深みを出すタイプの俳優さんで、
今回の柳沢役で一気に知名度が上がった印象です。
まとめ:柳沢の“おにハラ騒動”はドラマをリアルにする重要スパイスだった

柳沢というキャラは、ストレスフルで厄介に見えつつ、現実味がありすぎて視聴者の神経を良い意味で刺激する存在。
そして、濱尾のりたかさんの繊細な演技によって
「ただの嫌な後輩」ではなく
「価値観が違うだけのリアルな若者」
として描かれています。
おにハラ騒動はドラマの注目ポイントにもなり、
これからも話題になり続けるキャラのひとりになりそうです。
次回最終回ですが、新キャラ登場で話題になっているドラマはなかなかないですよね。
最終回で柳沢問題もすっきり解決してほしいところではあります。
しかし、スペシャルドラマやシーズン2として戻ってきてくれて、その時には柳沢との和解も描かれるという展開もあるかもしれません。
個人的願望です。